繊細な世界

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繊細な就職活動 ~大学院生がメーカーを目指す~

はじめに

今私は食品メーカー勤務ですが、約8年前ほどに就職活動をしました。当時は何となく自分に全能感があってイケイケで就職活動しておりまして、無事内定をいくつか勝ち取ることができていました。今思えば当時から自分が繊細さんだと分かっていれば多分うまくいっていなかったと思います。根拠のない自身は繊細さんはなかなか持ちづらいと思いますと当時の私にはそれを補って有り余る勢いがありました。大学院生には大学院生ならではの就職活動の秘訣がありますので紹介していきたいと思います。

 

大学院生にとっての就職活動

一般的な就職活動と大学院生の就職活動の違いについて、どんなイメージをお持ちでしょうか?やはり大学院をでているとのことで専門的な職種や業種に行くというイメージが強いかと思います。あとは噂で聞く大学の教授推薦で就職楽々・・・なんてことも想像できるのではないでしょうか。専門職就職についても大学の教授推薦も事実として存在しますがこちらについても気をつけておかなければならないことがありますのでそれを記載しておきます。

 

専門職就職を目指す大学院生へ

専門職の募集は非常に狭き門といえます。それなりに大きな企業としてその年で新卒を100名募集するとして、大学院生としての採用は大体20名ほどになるのが相場です。その場合はほとんどの場合大学院生は技術系の職種として採用されますが、毎年頭一つ抜けた学部生が技術職に潜り込んできます。これは「会社に入ってから育てればいい」と思えるだけの素質を持つと企業側で判断された一握りの優秀な学部生に見られる現象です。ですので大学院生はそういった優秀な学部生とも戦っていかなければならないのです。もう大学院に進学して「2年遊べるドン」とか言っている人はとても大学院では戦っていくことはできないのです。

 

大学院で希望の企業を目指していくために必要な能力

これは非常にシンプル。大学院生にとって必要な能力は以下の2点

・自身の研究への理解と探求心

・コミュニケーション能力

研究については当然ですが、学部生とはみられる能力が異なります。大学院には研究をしに行っているという前提になるので、自身の研究テーマの背景・目的・最終目標・現状の自身の取り組み解決した課題など自身の研究テーマに関して深い自己分析が必要です。自分の研究テーマに関して深く説明できないとやはり採用面接を通り抜けることはできないでしょう。

もう一つはコミュニケーション能力です。これはもはや何をやるにしても無視できない能力となっています。就活においてはコミュニケーション能力の中でも「難しいことをわかりやすい言葉に変換して伝える能力」「文章で端的に伝えられる能力」が特に重要です。初対面の人とすぐ仲良くなれることよりこういった基本的な部分ができていないと自身の魅力をうまく伝えることができません。学内で無料セミナー等あれば活用してみてもいいと思います。有料の外部セミナーを受けるという手もあります。確かに費用は掛かるのですが、お金をかける分まじめに取り組むため、半永久的に効果があり自身の財産になるのでお勧めです。

 

教授推薦で就職を狙う人へ

このルートについては否定するつもりはありませんが私はお勧めしません。というのも入社まではいいのですが、大変なのは入社後です。企業風土によるところもあるのですが、私のいた企業では「大した実力もないのにコネで入ってきた」と陰で言われており腫物扱いを受けていました。受け入れ側はとても勝手なことをいうものです。これに耐えられればいいでしょうが私は繊細さんなのでちょっと・・・

 

まとめ

大学院生の就活に必要な心構えを紹介しました。今後は定期的に就職活動時に起こった事件やエピソードなど紹介していきたいと思います。今は普通に働いておりますが就職するまでに非常にいろいろなことが起こっておりますので参考にしていただければと思います。