大学院生の企業選びは学部生とは違う
大学院生は言わずもがな、2年間長い学生生活を過ごしてきておりますので学部生とは求められる能力・経験が異なります。その経験があるという前提で選考を受けることになるので業界絞りと企業選びは的を絞っていかないと学部生より与える印象が悪くなるなんてことも・・・その点は注意しましょう。
企業選びの要点は自身の研究との関連付け
大学院に行ったからには腹を据えて自身の研究テーマに沿った企業を選ぶしかありません。例えば私はライフサイエンス系の研究をしておりましたので選ぶ企業は必然的に化学系・食品系に絞られてしまいました。当時私はゲームが好きだったのでゲーム業界に行きたい!なんて思って当時応募してみたのですが当然のごとく全敗でした・・・大学院生となるとポテンシャルではもう見てもらえないんですね。地元の中小企業に行くならまだしも大手を狙う場合は研究と関連のある業界を選びましょう。
エントリーする企業は絞る
よく就活サイトでは50社以上の応募!なんて煽り文句も出てきますが大学院生の場合は多くても本命は10社程度に絞りましょう。これは1社あたりにかける調査の時間を長くするためです。特に大手企業はほぼ同じタイミングで募集が始まるので本命として受ける企業は明確化する必要があります。数多く受けるほど通過率が下がる・・・この罠にはまる人を何人も見てきたことか・・・
数が少ないと不安が。。。
受ける企業が少ないと当然心は不安になります。私は繊細さんのメンタルでしたのでなおさらでしたがそれを吹き払うように企業研究に没頭しました。企業研究をする場合よく四季報を使うかと思いますがそれよりも有用なツールがあります。
それは証券会社が出している株取引ツールです。株取引ツールでは四季報の情報に加えてアナリストの情報も見ることができるので就活にはもってこいです。別に株取引をしなければいけないというわけでもないので無料で申し込んで就活用と割り切って証券口座を持っておくのもおすすめです。
まとめ
大学院生の就活の企業選びは自分のテーマとあったもの、また狙うところは絞って考えるのがおすすめです。幅広く企業を選ぶよりも深く掘り下げるほうが効果的ですので、狙いに合った戦略を立てましょう。