今週のお題「マメ」
はじめに
今週のテーマを見て驚いたのですが、私がいま取り組んでいる仕事がちょうど「豆」に関する仕事でした。食品業界では最近「豆」は注目のトレンドになっています。
地味な存在ですが、その優れた栄養素から「ヘルシーな食材」という意味でいろいろな分野で活躍し始めている食材であります。
豆は何がいいの?
何といっても豆の魅力はたんぱく質と食物繊維です。よく100gあたりの栄養成分値で食材間の栄養素の比較を行うようなことをするのですが、豆は圧倒的なたんぱく質量と食物繊維量があります。植物性なので少し必須アミノ酸が足りないことが気がかりですが、ダイエットなどで食べるなら豆以外お勧めするものはないでしょう。ご飯のかわりに豆を食べてると勝手に痩せていくと思います。
余談:お店で売ってるそのまま食べられる豆を比べてみました。
本日スーパーに行ったときに2種類のそのまま食べられる豆を買ってみました。
一つはマルヤナギさんの蒸しサラダ豆、もう一つはキユーピーさんのミックスビーンズです。
こちらの商品見た目はとても似ているので実際に食べてみました。
こんな感じで中身の種類についてはマルヤナギさんの蒸し豆のほうが種類が多いみたいです。味についてはどちらもめちゃめちゃおいしい!!
しいて言うなら触感がマルヤナギさんのほうは柔らかめでキユーピーさんのほうはやや硬めといったくらいでどっちを買っても満足できる味わいでした。あとはパッケージで推している要素が少し違うくらいですかね。
高評価の2品の売り上げの違い
こちらですが、私が調べたところによるとマルヤナギさんのほうがすごく売れているようです!調査の結果は詳細は控えますが大体6倍くらいの売り上げ差があるようです。
しかしかなり似た商品でどうしてこれだけ差が出てしまうのでしょうか?価格もそんなに変わらない(100~120円)の中での違いとは・・・
マーケティング的視点での見解
マーケティング視点での見解としては、これは売り場によるものであると考えられます。マルヤナギさんの豆は冷蔵の豆腐などの近くに置かれ、キユーピーさんの豆は常温のドレッシング売り場に置かれておりました。当然ですが豆腐とドレッシングだと買い足さなければならない頻度は豆腐が上です。豆腐は賞味期限が短い日配品なので常に買い足す必要があります。一方でドレッシングは賞味期限が長く、豆腐よりも購入頻度は少なくなります。この購入頻度の差はそのままお客様の売り場への立ち寄り頻度に直結するため、単純に冷蔵売り場に訪れるお客様が多いため目に留まる頻度があがったためでは?というのが私の私見です。真実はどうなのかわかりませんが十分可能性があると思っています。商品としてはどちらも高いクオリティの品質の中で、マルヤナギさんの商品は賞味期限2か月、キユーピーさんの商品は19か月もあり、一見常温のほうが有利に見えますが、売り場の訪問頻度で言えば冷蔵のほうに軍配が上がるというのは何ともマーケティングは奥が深いです。
まとめ
豆ということで少しマメな情報を提供しました。
豆はとても素晴らしい食材なので私も仕事の中でもっと啓蒙していきたいと思います。