気になったニュースを紹介します。
本日紹介するのは少し前のコラムになりますが、興味深いテーマです。
サステナビリティはコスト増として許されるのか?
最近は各社でサステナビリティの動きが活発化しております。食品業界で代表的なものといえば脱プラを掲げ、包装資材を削減したり、包装資材を紙化したりする取り組みをしています。またCO2の排出削減を掲げる大豆ミートなんかへの取り組みもサステナビリティに関連する取り組みとなります。
ではサステナビリティとはそもそもなんなのでしょうか?
サステナビリティは持続可能性を意味する言葉であり、限りある資源を有効に使用し、循環できる社会を目指す取り組みの総称として最近は使われることが多いです。
こういったものに積極的に取り組むから値上げは許してね!という企業があった場合許せるでしょうか??というのが投げかけたい議題です。
結論から言うとそれは消費者には受け入れられません。理由は簡単ですが消費者の方はあくまで商品の価値への対価としてコストを支払うのであって、その企業が行うサステナブル活動にはコストを払う意義がないからです。もちろん表立ってそんなことをいう人はいませんが、結果がそれを物語っています。前職で包装資材を紙化したコストを商品に上乗せしたことがありましたが見事に売れなくなりました。これは免罪符にならないというのは肝に銘じておかなければならないですね。
まとめ
サステナブルというのは会社として必ず取り組まなければならない課題です。ですがコストは商品に転嫁できないのでいかにうまく商品に落とし込めるかが各企業の腕の見せ所ですね。